岩渕潤子
（いわぶち・じゅんこ）
岩渕潤子
（いわぶち・じゅんこ）
略歴1983年、カリフォルニア美術工芸大卒
1985年、同大大学院修士課程修了
1985-'86年、ホイットニー美術館で給費研究員（ヘレナ・ルービンスタイン・フェロウ）、ニューヨーク
1989-'90年、国際ロータリー財団奨学生として、イタリア、フィレンツェの国際芸術大学に留学
1991年より慶大文学部（非常勤）講師／アートマネジメント講座担当
1993年より慶大アートセンター訪問所員
1994年より英国エセックス大・大学院博士課程在学中
1996年よりインターメディウム研究所講師
※専門は美術館運営・管理学、美術史（現代アメリカ美術、バロック期の芸術家論、美術品蒐集論）
主な公職経験
ヨコハマポートサイド地区アート＆デザイン計画の推進検討調査・専門家会議、1990〜'92年
県立（神奈川県）文化施設再編整備構想検討委員会、1991〜'92年
芸術奨励制度検討委員会（横浜市）、1992年
総合シティセールス（横浜市）推進基本構想調査・懇談会、1992〜'93年
地域活性化施策推進調査・全体検討委員会〈国土庁〉、1993〜'94年
東京国際フォーラムアートワーク選定委員会、1993年〜'96年
公益信託ヨコハマポートサイドまちづくりトラスト運営委員会、1995年〜
主著
『ニューヨーク午前0時 美術館は眠らない』朝日新聞社
『億万長者の贈り物』日本経済新聞社
『ルーベンスが見たヨーロッパ』筑摩書房
『イタリアを丸焼き！』PHP研究所
『美術館の誕生』中公新書
『「旦那」と遊びと日本文化』（編著）PHP研究所
『ツルカメ！』実業之日本社
定期刊行物発表の主な著作物：1991〜
主要紙・誌掲載の文化、芸術、アートマネジメント関連記事
大商人の末裔たち−パトロネージュの系譜
主な論文
日経新聞連載（1991.6〜'92.5）
助成活動を楽しむアメリカ（特集・「文化」がなければ企業でない？）
イグザミナ No.45（1991.5.15）
企業はアートに貢献できるか−「アートの心は報恩」美術の側からアート・マネージメントを見る
日経イメージ気象観測 No.17（1991.7）
巨大パトロンの光と影／大企業とアート（アメリカンドリームは活きている−文化の今）
ＡＥＲＡ No.40（1991.9.24）
アメリカの学と芸の接点／文化を支える巨大図書館（アメリカンドリームは活きている−文化の今）
ＡＥＲＡ No.40（1991.9.24）
オープニングパーティが花盛り／秋のニューヨーク社交界
ＡＥＲＡ No.50（1991.11.26）
国家と芸術「自由の国」アメリカの表現の自由−前衛的な美術が保守派の新たな攻撃目標に
ＡＥＲＡ No.53（1991.12.17）
メトロポリタン美術館の現在
マリ・クレール(1992.1）
名画盗難から２年−米ガードナー美術館
ＡＥＲＡ No.3（1992.1.21）
歌舞伎役者坂東八十助−戦後最大の歌舞伎ブームを引っ張る
現代の肖像／ＡＥＲＡ No.19（1992.5.12）
美術館にのしかかる「保険」という拷問（アートの資本論）
フォーサイト 6月号（1992.6.20）
ニューヨーク近代美術館
ＧＱ '93年創刊号付録
女将が語る東京の料亭の文化
東京人（1993.7）
Ｇ・コーツの実験−最先端科学とアート
ＡＥＲＡ No.9（1994.3.7）
変わるサンフランシスコ−マルチメディア都市
ＡＥＲＡ No.9（1994.3.7）
庭先で「真のぜいたく」追及−英・邸宅オペラに幅広い支持
日経新聞／SUNDAY NIKKEI（1994.8.7）
ヘンデル宅、博物館に"変奏"−英愛好家、「ホール付き」計画
日経新聞／SUNDAY NIKKEI（1994.10.2）
美術館は『百科事典』−ボストン美術館誘致に思う
朝日新聞・文化・名古屋版／夕刊（1994.10.29）
脳ミソにビタミン−元気とアートがちょっぴり足りないビジネスマンたちへ
月刊『実業の日本』連載（1994.4〜1995.12）
スタイル探検
朝日新聞 木曜夕刊コラム／月一回連載（1996.4〜）
アメリカ型私立美術館に見る民間非営利活動−欧・米文化機関の成り立ちから
主な共著
特集・ノンプロフィット・セクターの形成
地域開発（1990.12）
日本型フィランソロピーの課題と展望
特集・日本型フィランソロピーの推進
大阪経済レポート No.16（1992.1）
アウロラの絵筆に宿りし猛き心−十七世紀の女宮廷画家
季刊アステイオン No.27（1993年冬）
企業の文化支援の真価は−景気失速の中で
メセナ白書'93/（社）企業メセナ協議会発行（1993）
美術展・文化イヴェントにおける新聞社、百貨店の役割を考える（上）
Arctic Circle/（財）北方文化振興協会編集発行（1993.12）
美術展・文化イヴェントにおける新聞社、百貨店の役割を考える（下）
Arctic Circle/（財）北方文化振興協会編集発行（1993.12）
情報社会とアート／特集・情報社会のゆくえ
地域開発（1994.5）
文化施設の新しいあり方を探る
神奈川文化 No.359／神奈川県立図書館編集発行（1994.3〜4）
特集・「横浜の芸術文化〜アートシティをめざして」
調査季報125号／横浜市発行（1995.10）
文化のパトロネ−ジ／キーワード事典
電通総研責任編集／洋泉社（1991）
芸術と地域
シンポジウム「第14回地方の時代シンポジウム『芸術と自治体』−豊かさと感動を求めて−」記録
監修・田村明／長洲一二ほか／ぎょうせい（1992）
誘惑都市づくりのすすめ
シンポジウム記録／監修・法政大教授・田村明／ぎょうせい（1993）
企業とアート PUBLIC ART PROPOSALS 2
［企業美術館・ギャラリーの在り方を探る］
共著／NICAF '93（1993）